詳解Swift第3版(05)〜基本的なデータ型

2017. 08. 13
この記事は詳解Swift 第3版(初版第1刷)を元に、Xcode 9.0(Swift 4.0)下における差異を記述しています。



CHAPTER 05 基本的なデータ型



●5.1 整数と実数


・数値型のリテラル

数値型リテラルの記述方法の詳細について、「付録B(1) の構文図」を参照とありますが、正しくは「APPENDIX B Swiftの構文図」の「B.2 構文図(P.493)」です。


・数値型のイニシャライザ

失敗のあるイニシャライザで、例としてあげられている Int8 型の場合、引数に実数と整数を与えた場合の挙動が異なるようです。
Xcode 9.0(Swift 4.0)では引数に実数と整数を与えた場合の挙動が同じく nil になるようです。

Int8.max    // 127
let int8Value1 = Int8(exactly: 127.0)    // 127
let int8Value2 = Int8(exactly: 127.1)    // nil
let int8Value3 = Int8(exactly: 128.0)    // nil
let int8Value4 = Int8(exactly: 127)    // 127
print(int8Value4)    // Optional(127)
let int8Value5 = Int8(exactly: 128)    // error: integer overflows when converted from 'Int' to 'Int8?'(Xode 8.3.3(Swift 3.1))
let int8Value5 = Int8(exactly: 128)    // nil

Float.greatestFiniteMagnitude    // 3.402823e+38
let floatValue1 = Float(exactly: Float.greatestFiniteMagnitude)    // 3.402823e+38
let floatValue2 = Float(exactly: Double.greatestFiniteMagnitude)    // nil

Int8 型の失敗のあるイニシャライザの引数に Int8 型の最大値を超える値を実数で与えた場合は nil が返り、整数で与えた場合は実行時エラーが発生と、挙動が異なるので注意が必要です。
(「
Developers.IO/[Swift 3.1] 全ての数値型に失敗可能変換イニシャライザーが追加されました」参照)



●5.2 範囲型と Stride 型


・Stride 型の概要

読んでいればすぐに気付くと思いますが、P.108 冒頭の記述で、

「関数 stride(from:to:by:) で構成される StrideThrough 型は、順番に取り出した最後の値が終了点の値と一致した場合、その値を採用しません。
 一方、関数 stride(from:through:by:) で構成される StrideTo 型は終了点の値も含みます。
(中略)
 このように、StrideTo 型を for-in 文で使った場合、終了点の値も含むことがわかります。」

とありますが、正しくは

「関数 stride(from:to:by:) で構成される StrideTo 型は、順番に取り出した最後の値が終了点の値と一致した場合、その値を採用しません。
 一方、関数 stride(from:through:by:) で構成される StrideThrough 型は終了点の値も含みます。
(中略)
 このように、StrideThrough 型を for-in 文で使った場合、終了点の値も含むことがわかります。」

の誤りです。


・Stride 型とプロトコル Strideable

メモリ上の位置を表す型の参照先として「15.1 データ型の互換性」とありますが、これは旧版(詳解 Swift 改訂版)での表題で、第3版の表題は「互換なデータ型とポインタ」(P.344)となっています。



●5.3 配列


・配列のイニシャライザ

細かい話ですが、P.113 の3行目の「なお、型パラメータ付き方指定を使って〜」は「なお、型パラメータ付き指定を使って〜」の誤りです。



●5.4 文字列と文字


文字列型、文字型に関するプロパティやメソッドが付録 A.2.6、付録 A.2.7 に掲載されているとありますが、正しくは文字列型は付録 A.2.5(P.454)、文字型は付録 A.2.6(P.458)に掲載されています。


・String.Index 型の意義

P.126 の2行目で「試みに、List5-5で、〜」とありますが、正しくは List5-8 です。


・String 型のメソッド

メソッド replaceRange(_:with:) は replaceSubrange(_:with:) に改名されており、範囲は半開区間(Range<String.Index>)か閉区間(ClosedRange<String.Index>)、置換するデータは文字(Character 型)の Collection か文字列(String 型)を指定することになります。



●5.5 辞書


・辞書へのアクセス

辞書のキーはプロトコル Hashable に適合した型でなければならないとして参照先を示していますが、「集合とプロトコル」は 10.4 ではなく 11.4(P.255)です。



Developers.IO/[Swift 3.1] 全ての数値型に失敗可能変換イニシャライザーが追加されました

詳解Swift 第3版(Amazon)
 

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2017. 04. 18
●カテゴリ

Swift

目指せ!iPhoneアプリ開発エキスパート
iPhone SDKの教科書
iPhone SDKプログラミング大全
基礎からのiPhone SDK改訂版
はじめてのiPhoneプログラミング
初めてのiOSプログラミング 第2版
詳細!Objective-C iPhoneアプリ開発 入門ノート
リファレンス
SQLite
OpenGL ES
資料



●Swift

詳解Swift第3版(01)〜Swiftでプログラミング
詳解Swift第3版(02)〜関数
詳解Swift第3版(03)〜構造体
詳解Swift第3版(05)〜基本的なデータ型

詳解Swift改訂版(01)〜Swiftでプログラミング
詳解Swift改訂版(02)〜関数
詳解Swift改訂版(03)〜構造体
詳解Swift改訂版(04)〜オプショナル
詳解Swift改訂版(05)〜基本的なデータ型
詳解Swift改訂版(06)〜パターン
詳解Swift改訂版(07)〜演算子
詳解Swift改訂版(08)〜クラスと継承
詳解Swift改訂版(09)〜メモリ管理
詳解Swift改訂版(10)〜プロトコル
詳解Swift改訂版(11)〜拡張
詳解Swift改訂版(12)〜エラー処理
詳解Swift改訂版(13)〜クロージャ
詳解Swift改訂版(14)〜ジェネリクス

詳解Swift(1)〜Swiftでプログラミング
詳解Swift(2)〜関数
詳解Swift(3)〜構造体
詳解Swift(4)〜オプショナル
詳解Swift(5)〜基本的なデータ型
詳解Swift(6)〜パターン
詳解Swift(7)〜演算子
詳解Swift(8)〜クラスと継承
詳解Swift(9)〜メモリ管理
詳解Swift(10)〜プロトコル
詳解Swift(11)〜拡張
詳解Swift(12)〜クロージャ
詳解Swift(13)〜ジェネリクス
詳解Swift(14)〜C/Objective-Cとのデータ受け渡し

Swift 2における文字列



●目指せ!iPhoneアプリ開発エキスパート

まず動かしてみてから考える(1)
まず動かしてみてから考える(2)
まず動かしてみてから考える(3)
まず動かしてみてから考える(4)



●iPhone SDKの教科書

C言語のメモ書き
オブジェクト指向プログラミングのメモ書き
Objective-C言語のメモ書き(1)
Objective-C言語のメモ書き(2)
カウンターを作ってみた
スマッシュを作ってみた(1)
スマッシュを作ってみた(2)
バランスを作ってみた
クロックを作ってみた(1)
クロックを作ってみた(2)
エイジを作ってみた
パイルを作ってみた
『iPhone SDKの教科書』まとめ



●iPhone SDKプログラミング大全

『iPhone SDKプログラミング大全』を始めてみた
Objective-C言語のメモ書き(3)
Objective-C言語のメモ書き(4)
Objective-C言語のメモ書き(5)
Objective-C言語のメモ書き(6)
Objective-C言語のメモ書き(7)
FoundationとCore Foundation(1)
FoundationとCore Foundation(2)
FoundationとCore Foundation(3)
FoundationとCore Foundation(4)
Foundation(文字列)
Foundation(コレクション)
Foundation(日付と時間)
Foundation(数値)
Foundation(アーカイブ)
Foundation(ファイル管理)
Foundation(バンドル)
Foundation(初期設定)
Foundation(通知)
Foundation(タイマー)
サンドボックス
UIKitの概要
アプリケーションのライフサイクル(1)
アプリケーションのライフサイクル(2)
アプリケーションのライフサイクル(3)
MVCアーキテクチャ
ターゲット/アクションモデル
テーブル(1)
チュートリアル:Hello World!
テーブル(2)
テーブル(3)
ビューコントローラ
チュートリアル:ナビゲーションバーを使う
『iPhone SDKプログラミング大全』まとめ



●基礎からのiPhone SDK改訂版

『基礎からのiPhone SDK改訂版』を始めてみた
ウェブブラウザの作成
ウェブブラウザの使用しているクラス
ウェブブラウザのアクションメソッド
UIApplicationDelegateプロトコル
UIWebViewDelegateプロトコル
ウェブブラウザのデリゲート
ウェブブラウザのサンプルコードの補足
言語環境の用語
言語環境の言語
言語環境の書式
クロックの作成
クロックの使用しているクラス
クロックのメソッド
クロックでロケールを指定する
クロックでカレンダーを指定する
日付フォーマットのパターン
Core Audioの復習
クロックに時報を追加する
クロックに独自クラスを導入する(1)
クロックに独自クラスを導入する(2)
クロックに独自クラスを導入する(3)
クロックに独自クラスを導入する(4)
クロックに独自クラスを導入する(5)
クロックに独自クラスを導入する(6)
スライドショーの作成
スライドショーの使用しているクラス(1)
スライドショーの使用しているクラス(2)
スライドショーのメソッド(1)
スライドショーのメソッド(2)
スライドショーのメソッド(3)
スライドショーの画像配列をXML化
スライドショーのフルスクリーン化(1)
スライドショーのフルスクリーン化(2)
フルスクリーン化で使用しているクラス(1)
フルスクリーン化で使用しているクラス(2)
フルスクリーン化で使用しているクラス(3)
スライドショーの簡易アニメーション(1)
スライドショーの簡易アニメーション(2)
スライドショーの簡易アニメーション(3)
トランジションアニメーション(1)
トランジションアニメーション(2)
トランジションアニメーション(3)
トランジションアニメーション(4)
自前トランジション
メモ帳の作成(1)
メモ帳の作成(2)~テキストビュー
メモ帳の作成(3)~フォント
メモ帳の作成(4)~ピッカービュー
メモ帳の作成(5)~アクションシート
メモ帳の作成(6)~アラート
メモ帳の作成(7)~設定値の保存
メモ帳の作成(8)~ローカライズ
音楽プレイヤの作成
音楽プレイヤで使用しているクラス
音楽プレイヤのメソッド(1)
音楽プレイヤのメソッド(2)
アプリケーション音楽プレイヤ
検索条件によるクエリの絞り込み
指定したプレイリストの再生
『基礎からのiPhone SDK改訂版』まとめ(1)
『基礎からのiPhone SDK改訂版』まとめ(2)
『基礎からのiPhone SDK改訂版』まとめ(3)
『基礎からのiPhone SDK改訂版』おまけ



●はじめてのiPhoneプログラミング

『はじめてのiPhoneプログラミング』を始めてみた
Hello World
Button Fun
Control Fun(1)~Image ViewとText Field
Control Fun(2)~SliderとLabel
Control Fun(3)~SwitchとSegmented Control
Control Fun(4)~Action SheetとAlert
Control Fun(5)~Sample Code
Autosize(1)~Autosizing
Autosize(2)~コードによる変更
Swap~ビューの切り替え
View Switcher(1)~下準備
View Switcher(2)~SwitchViewController
View Switcher(3)~コンテントビューの実装
View Switcher(4)~トランジションのアニメ化
View Switcher(5)~リファクタリング
Pickers(1)~下準備
Pickers(2)~TabBarController
Pickers(3)~DatePicker
Pickers(4)~SingleComponentPicker
Pickers(5)~DoubleComponentPicker
Pickers(6)~DependentComponentPicker(1)
Pickers(7)~DependentComponentPicker(2)
Pickers(8)~CustomPicker(1)
Pickers(9)~CustomPicker(2)
Pickers(10)~サンプルコードとの差異
Simple Table(1)~テキストの表示
Simple Table(2)~画像の追加
Simple Table(3)~デリゲートによる処理
Simple Table(4)~フォントと行高の変更
Simple Table(5)~サンプルコードとの差異
Cells(1)~サブビューによるカスタマイズ
Cells(2)~ラベルの背景色
Cells(3)~サブクラスによるカスタマイズ
Cells(4)~nibファイルからの読み込み
Sections(1)~セクションとインデックス
Sections(2)~カテゴリ
Sections(3)~検索バーの追加(1)
Sections(4)~検索バーの追加(2)
Sections(5)~サンプルコードとの差異
Nav(1)~概要とルートコントローラ
Nav(2)~抽象クラス
Nav(3)~ルートビューコントローラ
Nav(4)~Disclosure Buttons(1)
Nav(5)~Disclosure Buttons(2)
Nav(6)~Disclosure Buttons(3)
Nav(7)~Check One
Nav(8)~Row Controls(1)
Nav(9)~Row Controls(2)
Nav(10)~Move Me(1)
Nav(11)~Move Me(2)
Nav(12)~Move Me(3)
Nav(13)~Delete Me(1)
Nav(14)~Delete Me(2)
Nav(15)~Delete Me(3)
Nav(16)~Detail Edit(1)
Nav(17)~Detail Edit(2)
Nav(18)~Detail Edit(3)
Nav(19)~Detail Edit(4)
Nav(20)~Detail Edit(5)
Nav(21)~Detail Edit(6)
Nav(22)~Detail Edit(7)
AppSettings(1)~概要
AppSettings(2)~プロジェクトの作成
AppSettings(3)~Settings.bundle(1)
AppSettings(4)~Settings.bundle(2)
AppSettings(5)~Settings.bundle(3)
AppSettings(6)~MainViewController(1)
AppSettings(7)~MainViewController(2)
AppSettings(8)~MainViewController(3)
AppSettings(9)~FlipsideViewController
AppSettings(10)~UIViewControllerの状態通知
Persistence(1)~アプリケーションのディレクトリ構成
Persistence(2)~ディレクトリパスの入手
Persistence(3)~プロパティリストへの保存(1)
Persistence(4)~プロパティリストへの保存(2)
Persistence(5)~アーカイブへの保存(1)
Persistence(6)~アーカイブへの保存(2)
Persistence(7)~SQLite3への保存(1)
Persistence(8)~SQLite3への保存(2)
Persistence(9)~SQLite3への保存(3)
Persistence(10)~SQLite3への保存(4)
Persistence(11)〜SQLite3への保存(5)
Persistence(12)〜SQLite3への保存(6)
Persistence(13)~SQLite3への保存(7)
Persistence(14)~Core Dataでの保存(1)
Persistence(15)~Core Dataでの保存(2)
Persistence(16)~Core Dataでの保存(3)
Persistence(17)~Core Dataでの保存(4)
Persistence(18)~Core Dataでの保存(5)
QuartzFun(1)
QuartzFun(2)~ビューコントローラの編集
QuartzFun(3)~nibファイルの編集
QuartzFun(4)~ビューの編集(1)
QuartzFun(5)~ビューの編集(2)
QuartzFun(6)~タッチイベントの編集
QuartzFun(7)~サンプルコードとの差異
GLFun(1)~iOSでのOpenGL ESの利用
GLFun(2)~QuartzFunとGLFunの違い
GLFun(3)~QuartzFunとの共通部分の実装
GLFun(4)~OpenGL ESへの対応と作業工程
GLFun(5)~OpenGLES2DViewクラス(1)
GLFun(6)~OpenGLES2DViewクラス(2)
GLFun(7)~OpenGLES2DViewクラス(3)
GLFun(8)~OpenGLES2DViewクラス(4)
GLFun(9)~OpenGLES2DViewクラス(5)
GLFun(10)~GLFunViewクラス(1)
GLFun(11)~GLFunViewクラス(2)
GLFun(12)~Texture2Dクラス(1)
GLFun(13)~Texture2Dクラス(2)
GLFun(14)~Texture2Dクラス(3)
GLFun(15)~Texture2Dクラス(4)
GLFun(16)~Texture2Dクラス(5)
GLFun(17)~Texture2Dクラス(6)
GLFun(18)~Texture2Dクラス(7)
GLFun(19)~Texture2Dクラス(8)
GLFun(20)~Texture2Dクラス(9)
GLFun(21)~Texture2Dクラス(10)
GLFun(22)~Texture2Dクラス(11)
GLFun(23)~Texture2Dクラス(12)
GLFun(24)~GLFunViewクラス(3)
GLFun(25)~サンプルコードとの差異
OpenGL ESテンプレート(1)~GLFunAppDelegateクラス
OpenGL ESテンプレート(2)~GLFunViewControllerクラス(1)
OpenGL ESテンプレート(3)~GLFunViewControllerクラス(2)
OpenGL ESテンプレート(4)~GLFunViewControllerクラス(3)
OpenGL ESテンプレート(5)~GLFunViewControllerクラス(4)
OpenGL ESテンプレート(6)~GLFunViewControllerクラス(5)
OpenGL ESテンプレート(7)~GLFunViewControllerクラス(6)
OpenGL ESテンプレート(8)~GLFunViewControllerクラス(7)
OpenGL ESテンプレート(9)~GLFunViewControllerクラス(8)
OpenGL ESテンプレート(10)~GLFunViewControllerクラス(9)
OpenGL ESテンプレート(11)~シェーダプログラム
OpenGL ESテンプレート(12)~EAGLViewクラス
OpenGL ESテンプレート(13)~処理フロー
GLFun(26)~OpenGL ESテンプレートの利用(1)
GLFun(27)~OpenGL ESテンプレートの利用(2)
GLFun(28)~OpenGL ESテンプレートの利用(3)
GLFun(29)~OpenGL ESテンプレートの利用(4)
GLFun(30)~OpenGL ESテンプレートの利用(5)
GLFun(31)~OpenGL ESテンプレートの利用(6)
GLFun(32)~OpenGL ESテンプレートの利用(7)
TouchExplorer
Swipes(1)~イベント処理メソッド
Swipes(2)~Gesture Recognizer
Swipes(3)~マルチプルスワイプ(イベント処理メソッド)
Swipes(4)~マルチプルスワイプ(Gesture Recognizer)
TapTaps(1)~イベント処理メソッド(1)
TapTaps(2)~イベント処理メソッド(2)
TapTaps(3)~Gesture Recognizer
PinchMe(1)~イベント処理メソッド
PinchMe(2)~Gesture Recognizer
CheckPlease(1)~イベント処理メソッド
CheckPlease(2)~Gesture Recognizer
LocalizeMe(1)
LocalizeMe(2)
LocalizeMe(3)
『はじめてのiPhoneプログラミング』まとめ



●初めてのiOSプログラミング 第2版

iOSデバイスの準備

Xcode 3.2.6から4.6.2でのテンプレートの変化(1)〜main.m
Xcode 3.2.6から4.6.2でのテンプレートの変化(2)〜AppDelegate
Xcode 3.2.6から4.6.2でのテンプレートの変化(3)〜ViewController



●詳細!Objective-C iPhoneアプリ開発 入門ノート

NSLogでNSInteger変数を出力する際の注意
乱数生成関数の差異



●リファレンス

NSApplicationDelegateプロトコル
NSArrayクラス
NSAutoreleasePoolクラス
NSBundleクラス
NSBundle UIKit追加分
NSCalendarクラス
NSCoderクラス
NSCodingプロトコル
NSCopyingプロトコル
NSDataクラス
NSDateクラス
NSDateFormatterクラス
NSDictionaryクラス
NSEntityDescriptionクラス
NSEnumeratorクラス
NSErrorクラス
NSExceptionクラス
NSFetchRequestクラス
NSFileHandleクラス
NSFileManagerクラス
NSIndexPathクラス
NSIndexPath UIKit追加分
NSKeyedArchiverクラス
NSKeyedUnarchiverクラス
NSKeyValueCodingプロトコル
NSLocaleクラス
NSManagedObjectクラス
NSManagedObjectContextクラス
NSManagedObjectModelクラス
NSMutableArrayクラス
NSMutableCopyingプロトコル
NSMutableDictionaryクラス
NSMutableSetクラス
NSNotificationクラス
NSNotificationCenterクラス
NSNullクラス
NSNumberクラス
NSObjectクラス
NSObject UIKit追加分
NSObjectプロトコル
NSPersistentStoreクラス
NSPersistentStoreCoordinatorクラス
NSPredicateクラス
NSPropertyListSerializationクラス
NSRunLoopクラス
NSSetクラス
NSStringクラス
NSString UIKit追加分
NSTimerクラス
NSTimeZoneクラス
NSURLクラス
NSURLProtectionSpaceクラス
NSURLRequestクラス
NSUserDefaultsクラス
NSValueクラス

UIActionSheetクラス
UIActionSheetDelegateプロトコル
UIActivityIndicatorViewクラス
UIAlertViewクラス
UIAlertViewDelegateプロトコル
UIApplicationクラス
UIApplicationDelegateプロトコル
UIBarButtonItemクラス
UIBarItemクラス
UIButtonクラス
UIColorクラス
UIControlクラス
UIDatePickerクラス
UIDeviceクラス
UIEventクラス
UIFontクラス
UIGestureRecognizerクラス
UIImageクラス
UIImageViewクラス
UIKit Function
UILabelクラス
UINavigationControllerクラス
UINavigationItemクラス
UIPickerViewクラス
UIPickerViewDataSourceプロトコル
UIPickerViewDelegateプロトコル
UIPinchGestureRecognizerクラス
UIResponderクラス
UIScreenクラス
UIScrollViewクラス
UISearchBarクラス
UISearchBarDelegateプロトコル
UISegmentedControlクラス
UISliderクラス
UISwipeGestureRecognizerクラス
UISwitchクラス
UITableViewクラス
UITableViewCellクラス
UITableViewControllerクラス
UITableViewDataSourceプロトコル
UITableViewDelegateプロトコル
UITapGestureRecognizerクラス
UITextFieldクラス
UITextFieldDelegateプロトコル
UITextInputTraitsプロトコル
UITextViewクラス
UITextViewDelegateプロトコル
UIToolbarクラス
UITouchクラス
UIViewクラス
UIViewControllerクラス
UIWebViewクラス
UIWebViewDelegateプロトコル
UIWindowクラス

AVAudioPlayerクラス
AVAudioPlayerDelegateプロトコル

CADisplayLinkクラス
CAEAGLLayerクラス
CALayerクラス

CGAffineTransform
CGBitmapContext
CGColor
CGColorSpace
CGContext
CGGeometry
CGImage
CGPath

EAGLContextクラス
EAGLDrawableプロトコル

Foundation Constants
Foundation Data Types
Foundation Functions

MPMediaItemクラス
MPMediaItemArtworkクラス
MPMediaPlaylistクラス
MPMediaPropertyPredicateクラス
MPMediaQueryクラス
MPMusicPlayerControllerクラス

Randomization Services

System Sound Services



●SQLite

SQLiteのC/C++インターフェイスの導入
新しいデータベース接続を開く
データベース接続を閉じる
ワンステップクエリ実行インターフェイス
SQLステートメントのコンパイル
SQLステートメントの評価
クエリからの結果値
準備ステートメントオブジェクトの破棄
準備ステートメントへの値のバインド
メモリ割り当てサブシステム

結果コード
SQLステートメントオブジェクト

SQLiteによるSQLの解釈
INSERT
REPLACE
CREATE TABLE
SELECT



●OpenGL ES

OpenGL ES 1.1
OpenGL ES 2.0

OpenGL ESのデータ型

GLSL~4.1 基本の型
GLSL~4.3 ストレージ修飾子
GLSL~4.5.2 精度修飾子
GLSL~5.5 ベクトル要素
GLSL~7 組み込み変数
GLSL~8.1 角度と三角関数
GLSL~8.7 テクスチャ参照関数

OpenGL ESを使用したiOS用3Dグラフィックス(1)
OpenGL ESを使用したiOS用3Dグラフィックス(2)
OpenGL ESを使用したiOS用3Dグラフィックス(3)



●資料

iPhone App開発の下準備
Apple IDの取得
iPhone Developer Connectionの登録
iPhone SDKのインストール
iPhone Developer Programの登録(1)
iPhone Developer Programの登録(2)
新規プロジェクトのテンプレート
Interface Builder
初めてのプログラムHalloWorld
iPhone OSの概要
予備知識無しで始めるObjective-C
Xcodeのプロジェクトウィンドウ
Xcodeのグループとファイル
Xcodeのテキストエディタ
Xcodeのプロパティリストエディタ
Core Audioテクノロジーの概要
iPhone Dev Centerの登録情報更新
バイト列
文字コードのエンコーディング
NSStringオブジェクトの書式
可変引数リスト
ロケールのリージョンコード
NSString(1)
NSString(2)
NSString(3)
NSString(4)
NSString(5)
NSString(6)
NSString(7)
NSStringクラスメソッド一覧
CombiningとComposition
Core Foundationのエンコーディング
3.3.1節改訂とApp Store審査基準
コレクションのコピー
アプリケーション・スキーマの設定
ランタイム構成のガイドライン

QA1588 iPhoneとiPadアプリでの自動ビュー方向のサポート
QA1633 貴方のアプリや会社を読み易くするApp Storeへの短縮リンクの作成
QA1686 iPadとiPhoneのアプリアイコン
QA1688 UIViewControllerがデバイスと一緒に回転しないのは何故ですか?
QA1689 iPadアプリの方向のサポート
QA1709 何故iOS 4でアプリケーションを起動すると画面が黒くなる?

iOSデバイスとiOSの対応表
iOSデバイスのハード仕様

情報プロパティリストキー(0)~コンテンツ
情報プロパティリストキー(1)~Info.plistキーについて
情報プロパティリストキー(2)~情報プロパティリストファイルについて
情報プロパティリストキー(3)~Core Foundationキー(1)
情報プロパティリストキー(4)~Core Foundationキー(2)
情報プロパティリストキー(5)~Core Foundationキー(3)
情報プロパティリストキー(6)~Launch Servicesキー
情報プロパティリストキー(7)~Cocoaキー(1)
情報プロパティリストキー(8)~Cocoaキー(2)
情報プロパティリストキー(9)~Mac OS Xキー
情報プロパティリストキー(10)~UIKitキー(1)
情報プロパティリストキー(11)~UIKitキー(2)

※旧版
Start Developing iOS Apps Today(1)~概要
Start Developing iOS Apps Today(2)~セットアップ
Start Developing iOS Apps Today(3)~行動を起こす
Start Developing iOS Apps Today(4)~ツール
Start Developing iOS Apps Today(5)~言語
Start Developing iOS Apps Today(6)~基本タスク
Start Developing iOS Apps Today(7)~フレームワーク
Start Developing iOS Apps Today(8)~デザインパターン
Start Developing iOS Apps Today(9)~ヒューマンインターフェイスデザイン
Start Developing iOS Apps Today(10)〜アプリ設計
Start Developing iOS Apps Today(11)〜App Store
Start Developing iOS Apps Today(12)〜情報の検索
Start Developing iOS Apps Today(13)〜ここから何処へ行くのか
Start Developing iOS Apps Today(sup.1)〜Xcodeでのワークフローの管理
Start Developing iOS Apps Today(sup.2)〜Objective-Cコードの記述
Start Developing iOS Apps Today(sup.3)〜基礎プログラミングスキルの習得
Start Developing iOS Apps Today(sup.4)〜主要フレームワークの概要
Start Developing iOS Apps Today(sup.5)〜コードとフレームワークの統合
Start Developing iOS Apps Today(sup.6)〜デザインパターンを使ったアプリの合理化
Start Developing iOS Apps Today(sup.7)〜ユーザを意識したデザイン
Start Developing iOS Apps Today(sup.8)〜アプリ設計の注意
Start Developing iOS Apps Today(sup.9)〜アプリのコアオブジェクトを知る
Start Developing iOS Apps Today(sup.10)〜アプリの国際化
Start Developing iOS Apps Today(sup.11)〜App Storeに提出するための準備
Start Developing iOS Apps Today(sup.12)〜迅速なドキュメントの検索

※新版
Start Developing iOS Apps Today(1)~セットアップ
Start Developing iOS Apps Today(2)~チュートリアル:基礎
Start Developing iOS Apps Today(3)~アプリ開発の工程
Start Developing iOS Apps Today(4)~ユーザインターフェイスの設計
Start Developing iOS Apps Today(5)~インタラクションの定義
Start Developing iOS Apps Today(6)~チュートリアル:ストーリーボード
Start Developing iOS Apps Today(7)~データの組み込み
Start Developing iOS Apps Today(8)~デザインパターンの使用
Start Developing iOS Apps Today(9)~Foundationでの処理
Start Developing iOS Apps Today(10)~カスタムクラスの記述
Start Developing iOS Apps Today(11)~チュートリアル:データの追加
Start Developing iOS Apps Today(12)~iOSテクノロジー
Start Developing iOS Apps Today(13)~情報の検索
Start Developing iOS Apps Today(14)~ここから何処へ行くのか

What's New in iOS〜iOS 5.0〜自動参照カウント
ARCへの移行のリリースノート

ストーリーボードへの変換のリリースノート

Xcode 4.4の新機能

iOS 6のiOS SDKリリースノート

iOS 7 UI移行ガイド(1)〜移行のための準備(1)〜始める前に
iOS 7 UI移行ガイド(2)〜移行のための準備(2)〜プロジェクトの適用範囲
iOS 7 UI移行ガイド(3)〜移行のための準備(3)〜iOS 6のサポート
iOS 7 UI移行ガイド(4)〜UIの更新(1)〜外観と動作
iOS 7 UI移行ガイド(5)〜UIの更新(2)〜バーとバーボタン

arc4random(3)
random(3)
rand(3)
arc4random(3)改

詳解Swift改訂版(14)〜ジェネリクス

2017. 04. 17
この記事は詳解 Swift 改訂版(初版第1刷)を元に、Xcode 8.2.1(Swift 3.0.2)下における差異を記述しています。



CHAPTER 14 ジェネリクス



●14.2 ジェネリック関数の定義


・型パラメータの推論

関数 f の定義内の配列のイニシャライザでエラーが出ます。

return [T?](count: n, repeatedValue: nil)    // error: argument 'repeatedValue' must precede argument 'count'

これについては「詳解Swift改訂版(05)〜基本的なデータ型」の「5.2 配列/配列のイニシャライザ」で述べているように、Swift 3 から init(repeating:T, count:Int) に変更されたためで修正する必要があります。

return [T?](repeating: nil, count: n)



●14.3 ジェネリクスによる型定義


・型パラメータを持つ構造体の定義

List14-5 において、付属型の宣言でエラーが出ますが「詳解Swift改訂版(10)〜プロトコル」の「10.3 プロトコルと付属型/ネスト型とプロトコル」で述べたように、付属型の宣言には typealias ではなく associatedtype を使用します。

typealias Element    // Typealias is missing an assigned type; use 'associatedtype' to define an associated type requirement

associatedtype Element


・拡張定義の条件に型パラメータを使う

List14-7 において、プロトコル FloatingPointType は FloatingPoint に改名されたので修正する必要があります。
(「Developers.IO/[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ」の "SE-0006" 参照)

extension Vector where T : FloatingPointType {    // error: 'FloatingPointType' has been renamed to 'FloatingPoint'

extension Vector where T : FloatingPoint {


・プロトコルを採用した型自体に対する制約を記述する

List14-8 において、演算子 == の定義でエラーが出ます。

func == <T: VectorType where T.Element: Equatable>(lhs:T, rhs:T) -> Bool {
// 'where' clause next to generic parameters is deprecated and will be removed in the future version of Swift

Qiita/Xcode 8 Release Notes 日本語翻訳メモ(SE-0081)」によると、Swift 3 で where 節はジェネリックパラメータの後ろではなく本文の前に記述することになりました。

これに関しては「Xcode Release Notes(Xcode 8.0/Swift/New Features)」に、その旨の記述があります。

「 where 節は現在、宣言のシグネチャの後ろではなく、本文の前に指定されるようになりました。
例えば以前は、

func anyCommonElements<T : SequenceType, U : SequenceType
    where T.Generator.Element: Equatable, T.Generator.Element == U.Generator.Element>
    (lhs: T, _ rhs: U) -> Bool
{
    ...
}

と記述していましたが、現在は以下のようになります。

func anyCommonElements<T : SequenceType, U : SequenceType>(lhs: T, _ rhs: U) -> Bool
    where T.Generator.Element: Equatable, T.Generator.Element == U.Generator.Element
{
    ...
}

古い型式は互換性のためにまだ受け入れられますが、ゆくゆくは拒否されます。(
SE-0081)」

したがって次のように修正する必要があります。

func == <T: VectorType>(lhs:T, rhs:T) -> Bool where T.Element: Equatable {


・プロトコル SequenceType を調べよう

List14-10 において、プロトコル SequenceType は Sequence と改名されており、またプロトコル GeneratprType の付属型 Generator はプロトコル IteratorProtocol の付属型 Iterator に、メソッド generate() は makeIterator() になっています。
(「Wikipedia/イテレータ」「Wikipedia/ジェネレータ (プログラミング)」参照)

protocol Sequence {
    associatedtype Iterator : IteratorProtocol
    associatedtype SubSequence
    func makeIterator() -> Self.Iterator
    func map<T>(_ transform: (Self.Iterator.Element) throws -> T) rethrows -> [T]
    func filter(_ isIncluded: (Self.Iterator.Element) throws -> Bool) rethrows -> [Self.Iterator.Element]
    func forEach(_ body: (Self.Iterator.Element) throws -> Swift.Void) rethrows
    func prefix(_ maxLength: Int) -> Self.SubSequence
    func suffix(_ maxLength: Int) -> Self.SubSequence
}

protocol IteratorProtocol {
    associatedtype Element
    mutating func next() -> Self.Element?
}

したがって List14-11 の拡張定義は以下のように修正する必要があります。

extension SequenceType where Self.Generator.Element : Comparable { 
// error: 'SequenceType' has been renamed to 'Sequence'
// error: 'Self' does not have a member type named 'Generator'; did you mean 'Iterator'?


extension Sequence where Self.Iterator.Element : Comparable {


・プロトコル CollectionType を見てみよう

List14-12 において、プロトコル SequenceType と同様にプロトコル CollectionType は Collection と改名されており、また構造体 IndexingGenerator は IndexingIterator に、プロトコル Indexable はプロトコル IndexableBase を継承することになり、Indexable で定義されていたものは IndexableBase で定義されています。
(ちなみに「詳解Swift 第3版」の同項によると、Swift 4 で Indexable は廃止されるようです。)

protocol Collection : Indexable, Sequence {
    associatedtype Iterator : IteratorProtocol = IndexingIterator<Self>
    func makeIterator() -> Self.Iterator
    associatedtype SubSequence : IndexableBase, Sequence = Slice<Self>
    subscript(position: Self.Index) -> Self.Iterator.Element { get }
    subscript(bounds: Range<Self.Index>) -> Self.SubSequence { get }
    func prefix(upTo end: Self.Index) -> Self.SubSequence
    func suffix(from start: Self.Index) -> Self.SubSequence
    func prefix(through position: Self.Index) -> Self.SubSequence
    var isEmpty: Bool { get }
    var count: Self.IndexDistance { get }
    var first: Self.Iterator.Element? { get }
}

protocol Indexable : IndexableBase {
    associatedtype IndexDistance : SignedInteger = Int
    func index(_ i: Self.Index, offsetBy n: Self.IndexDistance) -> Self.Index
    func index(_ i: Self.Index, offsetBy n: Self.IndexDistance, limitedBy limit: Self.Index) -> Self.Index?
    func formIndex(_ i: inout Self.Index, offsetBy n: Self.IndexDistance)
    func formIndex(_ i: inout Self.Index, offsetBy n: Self.IndexDistance, limitedBy limit: Self.Index) -> Bool
    func distance(from start: Self.Index, to end: Self.Index) -> Self.IndexDistance
}

protocol IndexableBase {
    associatedtype Index : Comparable
    var startIndex: Self.Index { get }
    var endIndex: Self.Index { get }
}



Developers.IO/[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ

Qiita/Xcode 8 Release Notes 日本語翻訳メモ

Wikipedia/イテレータ

Wikipedia/ジェネレータ (プログラミング)

詳解Swift 第3版(Amazon)
 

詳解Swift改訂版(13)〜クロージャ

2017. 03. 30
この記事は詳解 Swift 改訂版(初版第1刷)を元に、Xcode 8.2.1(Swift 3.0.2)下における差異を記述しています。



CHAPTER 13 クロージャ



●13.1 クロージャの宣言


・クロージャと関数の型

単一引数の関数を定数に代入する例において、引数型を括る () を省略するとエラーが出るようになりました。

let c4: Int -> Double = f2    // error: single argument function types require parentheses

詳解Swift 第3版」の同項によると、Swift 3 でこの記法は廃止されたようです。


・クロージャの複雑な型宣言

クロージャを格納する空配列を変数に代入する例で、本文ではエラーになるとありますが、現在は問題ないようです。

var ca3 = [(Int, Int) -> Double]()
type(of: ca3)    // Array<((Int, Int)) -> Double>.Type



●13.2 変数のキャプチャ


・クロージャが参照型の変数をキャプチャする場合

List13-3 において、「詳解Swift改訂版(03)〜構造体」の「3.3 プロパティ/格納型プロパティの初期値を式で設定する」で述べたように Swift 3 でインクリメント演算子は廃止されており、且つ文字列埋め込みに複合代入演算子を用いた式は使えませんので、関数 makerZ の return 文は以下のように修正することになります。

print("\(s): \(++localvar.value)")    // error: '++' is unavailable: it has been removed in Swift 3

print("\(s): \(localvar.value += 1)")    // エラーや警告は出ないが「m1: ()」など式が反映されない

localvar.value += 1
print("\(s): \(localvar.value)")


・イニシャライザとクロージャ

列挙型 Lot の例において、クロージャ gen への引数としてタプル値を渡すとエラーが出るようになりました。
(「Developers.IO/[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ」の "SE-0029" 参照)

Swift 3 から複数の引数に対して単一のタプル値を渡すことはできなくなったようですが、タプル値を展開して各々の引数に渡すのは問題ありません。

lots.append( gen(t) )    // error: passing 2 arguments to a callee as a single tuple value has been removed in Swift 3

lots.append( gen(t.0, t.1) )



●13.3 クロージャの使い方と記法


・配列の整列

配列の要素を並び替える例において、元配列 list にメソッド sort を指定するとエラーが出るようになりました。
(「Developers.IO/[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ」の "SE-0006" 参照)

Swift 3 からメソッド sort は sorted(by:) に改名されたので修正する必要があります。

let slist = list.sort( { (a:String, b:String) -> Bool in a < b } )    // error: 'sort' has been renamed to 'sorted(by:)'

let slist = list.sorted(by: { (a:String, b:String) -> Bool in a < b } )


・配列要素の選択

List13-6 において、関数 select の引数定義でエラーが出るようになりました。

Swift 3 から関数の型を定義する際に引数を囲む () は省略できなくなったので追加する必要があります。

func select(_ list:[String], _ filter:String->Bool) -> ([String],[String]) {    // error: single argument function types require parentheses

func select(_ list:[String], _ filter:(String)->Bool) -> ([String],[String]) {


・エラーを投げるクロージャ

定数 qux に代入しているクロージャの中で唐突に出てくる XError.Zero はエラーの種類を示す列挙型で、「詳解 Swift 改訂版 サンプルダウンロード」の「samples/Chap13/p316.swift」からコピーすると便利です。

ただし「詳解Swift改訂版(12)〜エラー処理」の「12.1 エラー処理構文/エラーの発生」で述べたように、プロトコル ErrorType は Error に改名されたとエラーが出るので修正する必要があります。

enum XError : ErrorType {    // error: 'ErrorType' has been renamed to 'Error'

enum XError : Error {

また本文中で「Int throws -> Double」と書いても同じとありますが、上記の通り引数を囲む () を省略することはできません。

var syr : (Int) throws -> Double = qux

var syr : Int throws -> Double = qux    // error: single argument function types require parentheses


・rethrow のある関数

List13-7 において、引数の記述でいくつか修正する必要があります。

まず「詳解Swift改訂版(02)〜関数」の「2.1 関数定義の基本/外部引数名」で述べたように、関数の第1引数は自動的に外部引数名となるので呼び出し時に省略したい場合は「_」を追加します。

また inout 引数は「詳解Swift改訂版(02)〜関数」の「2.2 関数定義におけるさまざまな設定/inout 引数」で述べたように、: の後ろに書く、さらに第2引数のクロージャでは上述の通り引数を囲む () を追加します。

func apply(inout arg:[Int], _ map:Int throws -> Int) rethrows {
// 'inout' before a parameter name is not allowed. place it before the parameter type instead
// error: single argument function types require parentheses


func apply(_ arg:inout [Int], _ map:(Int) throws -> Int) rethrows {

XError 型は「詳解 Swift 改訂版 サンプルダウンロード」の「samples/Chap13/List13-7.swift」で定義されています。
(上述の p316.swift のものと同じです)


・配列要素に対する操作

2つ目の配列 dat から複数の条件で新たな文字列配列 str を得る例において、上述の通りメソッド sort は sorted(by:) に改名されたので修正する必要があります。

let str_ = dat.filter{ $0 >= 10 }.sort( < ).map{ "\($0)" }    // error: 'sort' has been renamed to 'sorted(by:)'

let str_ = dat.filter{ $0 >= 10 }.sorted(by: < ).map{ "\($0)" }

またSequeceType プロトコルの reduce メソッドも reduce(_:_:) に改名されたので修正する必要があります。

let sum = numbers.reduce(0, combine:+)    // error: 'reduce(_:combine:)' has been renamed to 'reduce(_:_:)'

let sum = numbers.reduce(0, +)


・関数のカリー化と部分適用

詳解Swift(12)〜クロージャ」の「12.3 クロージャの使い方と記法/関数のカリー化と部分適用」で述べたように、Swift 3 でカリー化関数構文は廃止されました。
(「Developers.IO/[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ」の SE-0002 参照)



●13.4 クロージャと強い参照の循環


・キャプチャによる強い参照

List13-8 において、遅延格納プロパティ daytime と nighttime の定義で引数を囲む () と関数 meter() を呼び出す際の引数ラベル midnight: を追加する必要があります。

lazy var daytime: Int->Int = self.meter(false)    // error: single argument function types require parentheses
// error: missing argument label 'midnight:' in call

lazy var nighttime: Int->Int = self.meter(true)    // error: single argument function types require parentheses
// error: missing argument label 'midnight:' in call


lazy var daytime: (Int)->Int = self.meter(midnight: false)
lazy var nighttime: (Int)->Int = self.meter(midnight: true)

また関数 meter() の定義においても、引数を囲む () を追加する必要があります。

func meter(midnight: Bool) -> (Int -> Int) {    // error: single argument function types require parentheses

func meter(midnight: Bool) -> (Int) -> Int {

それと関数 meter() 内のクロージャ式で、「詳解Swift改訂版(02)〜関数」の「2.2 関数定義におけるさまざまな設定/引数の値を処理中に変更できるようにする」で述べたように、引数 distance に変数 var を指定することはできなくなりましたので、(定数の)引数 dist で受けて 変数 distance に入れ替えるなどの修正をする必要があります。

return { (var distance: Int) in    // error: parameters may not have the 'var' specifier

return { (dist:Int) in
            var distance = dist

実行例においては、C 様式の for 文が使われているので for-in 文に修正します。

for var d = 1000; d <= 5000; d += 1000 {    // error: C-style for statement has been removed in Swift 3

for d in stride(from: 1000, through: 5000, by: 1000) {


・関数の引数にクロージャを渡す場合

最初の例の関数 setFunc() の定義で、離脱する(@escaping)クロージャに(暗黙的に)非離脱パラメータである f を割り当てようとしているとエラーが出るようになりました。

func setFunc(_ f:(Int) -> Int) { theFunc = f }
// error: assigning non-escaping parameter 'f' to an @escaping closure
// note: parameter 'f' is implicitly non-escaping

Qiita/Xcode 8 Release Notes 日本語翻訳メモ(SE-0103)」によると、Swift 3 でクロージャの引数は @noescape の動作がデフォルトとなり、離脱する場合は @escaping で明示することになったようです。

これに関しては「Xcode Release Notes(Xcode 8.0/Swift/New Features)」に、その旨の記述があります。

「クロージャ・パラメータは、@noescape で明示的に注釈をつけるのではなく、デフォルトで非離脱となっています。
クロージャ・パラメータが離脱する場合は @escaping を使用して示します。
@autoclosure(escaping) は現在 @autoclosure @escaping と記述します。
注釈 @noescape と @autoclosure(escaping) は廃止されました。
(
SE-0103)」

また「Developers.IO/[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ(SE-0049)」によると、Swift 3 から @noescape の記述位置がパラメータの属性からパラメータ型の属性に変わったとあり、@escaping も : の後ろに記述することになります。

したがって関数 setFunc() は以下のようになります。

func setFunc(_ f:@escaping (Int) -> Int) { theFunc = f }



Developers.IO/[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ

Qiita/Xcode 8 Release Notes 日本語翻訳メモ

詳解Swift 第3版(Amazon)
 

詳解Swift改訂版(12)〜エラー処理

2017. 03. 08
この記事は詳解 Swift 改訂版(初版第1刷)を元に、Xcode 8.2.1(Swift 3.0.2)下における差異を記述しています。



CHAPTER 12 エラー処理



●12.1 エラー処理構文


・エラーの発生

TicketError 型の定義において、プロトコル ErrorType は Error に改名されたとエラーが出るので修正する必要があります。

enum TicketError : ErrorType {    // error: 'ErrorType' has been renamed to 'Error'

enum TicketError : Error {


・エラーのあるオプショナル型の関数と try? 演算子

List12-3 において、if-let 文で try? 演算子による関数 convInt の判定をした場合、定数 x の標準出力で警告が出ます。

print("x:", x)    // Expression implicitly coerced from 'Int?' to Any

try 演算子であれば定数 x は整数に変換できた場合は Int 型、できなかった場合は nil となりelse 節が実行、空文字列の場合は(上流もなく捕捉されずに)何もしないことになります。

しかし try? 演算子ですと(If-let 文でも)定数 x はオプショナル Int 型になり、整数への変換の成否に関わらず x の print 文が実行されるために警告が出るので、nil 合体演算子で修正すると良いでしょう。

print("x:", x ?? "nil")

空文字列の時はエラーが発生すると(上流に遡って捕捉しようとせず) nil を返すため、else 節が実行され Failure が出力されます。

if-case 文での定数 x は、整数に変換できた場合は Int 型として x の print 文が実行され、できなかった場合はオプショナル nil に、エラーが発生した場合は nil になり else 節が実行されます。



●12.3 アクセス制御


・プロパティのアクセス制御

List12-8 において、サブクラス WebCamera の定義でエラーが出るようになりました。

class WebCamera : USBCamera {
    internal override var focus: Double {    // error: property does not override any property from its superclass
        didSet {
            super.shutterSpeed = ss(super.focus)    // error: 'shutterSpeed' is inaccessible due to 'private' protection level
        }
    }
    internal private(set) override var shutterSpeed: Double {    // error: property does not override any property from its superclass
        get { return super.shutterSpeed }    // error: 'shutterSpeed' is inaccessible due to 'private' protection level
        set { super.shutterSpeed = newValue }    // error: 'shutterSpeed' is inaccessible due to 'private' protection level
    }
    override init() { super.init() }
    override func take() { super.take() }    // error: method does not override any method from its superclass
    private func ss(_ f: Double) -> Double {
        return ( f * f) / 4000.0
    }
}

プロパティやメソッドがオーバーライドできない、または private なのでアクセスできないというものですが、「Qiita/Xcode 8 Release Notes 日本語翻訳メモ」によると、Swift 3 から元々の「private」は「fileprivate」になったようです。

これに関しては「Xcode 8 Release Notes(Xcode 8.0/Swift/New Features)」に、その旨の記述があります。

「private として記された宣言は、宣言されている(基本的に波括弧 {} で囲まれている)レキシカル・スコープ内でしかアクセスすることはできません。
Swift 2 では、ファイルのトップレベルでの private 宣言はそのファイルのどこにでもアクセスすることができました。
以前は private として知られていたアクセスレベルは、現在は fileprivate と呼ばれています。
(
SE-0025)」

つまり定義されたソースファイル内でのみアクセス可能にするには private ではなく fileprivate に、private はクラスや構造体の定義内でのみアクセスする場合に用いると変更されました。

したがってクラス USBCamera およびサブクラス WebCamera の private を fileprivate に変更する必要があります。

class USBCamera {
    fileprivate var focus = 2.0
    fileprivate var shutterSpeed = 1.0 / 1000.0
    fileprivate func take() {
        print("take a picture")
    }
}

class WebCamera : USBCamera {
    internal override var focus: Double {
        didSet {
            super.shutterSpeed = ss(super.focus)
        }
    }
    internal fileprivate(set) override var shutterSpeed: Double {
        get { return super.shutterSpeed }
        set { super.shutterSpeed = newValue }
    }
    override init() { super.init() }
    override func take() { super.take() }
    fileprivate func ss(_ f: Double) -> Double {
        return ( f * f) / 4000.0
    }
}

なお「詳解Swift(8)〜クラスと継承」の「8.5 アクセス制御/プロパティのアクセス制御」で述べたように、プレイグラウンドではこの可視性の実行例を試すことができません。



Qiita/Xcode 8 Release Notes 日本語翻訳メモ

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