AppSettings(3)~Settings.bundle(1)

2011. 01. 25
私達が作成するアプリケーションのプリファレンスをSettings(設定)アプリケーションに組み込むには、アプリケーション内にSettings.bundleというバンドルを追加します。

Settings.bundleは、プリファレンスの内容を表すプロパティリストとローカライズ用のファイル、表示に用いる画像ファイルなどを格納したバンドルです。


●Settings.bundleの追加

Xcodeで『グループとファイル』の一番上にあるルートオブジェクト『AppSettings』を右クリックして、『追加』→『新規ファイル...』を選択してテンプレートのウィンドウを開きます。

左ペインのiOS欄にある『Resources』(旧版の本書では『Settings』となっていますが、現在は『Resources』になっています)を選択し、右上ペインの中から『Settings Bundle』を選択して『次へ』ボタンをクリックします。

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ファイル名は『Settings.bundle』のままで『完了』ボタンをクリックし、生成します。

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Settings.bundleにはSettingsアプリケーションに表示する内容を記述するプロパティリストRoot.plistと、ローカライズディレクトリen.lprojが自動生成されますが、今回はローカライズしないのでen.lprojは無視してください。


●Settingsアプリケーションに反映されない場合の対処法

プロジェクトにSettings.bundleを追加して『ビルドと実行』を行っても、Settingsアプリケーションに反映されない場合があります。

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このように後から追加したリソースが適用されない場合、『ターゲット』→『AppSettings』→『バンドルリソースをコピー』を見てください。

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この時点では『バンドルリソースをコピー』に後から追加したSettings.bundleが含まれておらず、ビルド内容に反映されない状態なので、ここにSettings.bundleごとドラッグ&ドロップで追加します。

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すると『ビルドと実行』を行うとSettingsアプリケーションに反映されるようになります。

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何かを調べていた時に知った対処療法なので、理由についてきちんと説明することはできません。

またこれには逆のケースもあり、『AppSettings』下のSettings.bundleを削除しても、『ターゲット』の『バンドルリソースをコピー』下にSettings.bundleが残っている場合、消したはずなのにSettingsアプリケーションには出るという現象が発生します。

その場合は、Xcodeの『ビルド』メニューにある『すべてのターゲットをクリーニング』を行ってください。

それと自身のAppSettingプロジェクトとサンプルコードの同名プロジェクトを、交互にシミュレータで試している内にプロパティリストの挙動が怪しくなった場合は、『iOSシミュレータ』の『コンテンツと設定をリセット』を試してください。


●自動生成されたRoot.plistの内容

自動生成されたRoot.plistの内容と旧版の本書の内容と異なる部分があるので、補足も含めて説明します。

項目の説明において、注釈無しに『アプリケーション・スキーマの設定Settings Application Schema Reference)』から引用している部分がありますので、詳細についてはそちらを参照してください。

1115

1)Title

旧版の本書にはRoot直下にTitleという項目があり、初期状態では『YOUR_PROJECT_NAME』となっているようですが、現在自動生成されるRoot.plistのRoot直下にはTitleという項目はありません。

『アプリケーションのルート設定画面の場合、タイトル文字列はアプリケーション名そのものになります』とあるので、現在はアプリケーション名で固定になっているようです。
(試しにRoot直下にTitleを追加して設定してみましたが変化はありませんでした)

2)StringsTable

StringsTableは『このファイルに関連付けられた文字列ファイルの名前』とあり、Root.plistの内容をローカライズする際のファイル名を指定するもので、Settings.bundleのローカライズフォルダ『en.lproj』内にあるファイルRoot.stringsを指しています。

今回はローカライズを行いませんので、無視して構いません。

3)PreferenceSpecifiers

SettingsアプリケーションのAppSettingsをタップすると表示される、プリファレンスの内容を設定する配列です。

配列の要素は各項目を表す辞書となっており、自動生成では4つの項目があります。

旧版の本書では項目がItem 1~Item 4と説明されていますが、現在自動生成される項目はItem 0~Item 3となっており、以降の説明に関しても番号が一つずれることになっていますので注意してください。

アイテムの番号は自動で割り振られるため、番号をItem 1から始めることはできませんので、ここではItem 0から始まる番号で説明していきます。



参考文献

Settings Application Schema Reference

iOS Application Programming Guide

iOSアプリケーションプログラミングガイド

はじめてのiPhone3プログラミングはじめてのiPhone3プログラミング
(2009/12/17)
Dave Mark、Jeff LaMarche 他

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